胸糞B級スプラッタ『FOUND(ファウンド)』
今日からブログを始めます!
ただ映画を観るだけじゃなく、感想として残そうと考えました。今度からは一作みたら1ページブログを書きます!
それで記念すべき最初の映画感想は………
ファウンド/2012年
スコット・シャーマー監督
準新作で借りました。
これが かなり性癖に突き刺さりました!
これはいい!
あらすじは
兄が殺人鬼だと知ってしまった少年の話です。
主人公は兄が人を殺してると知りながら、誰にも言わずに生活しています。
この映画は主人公が兄の部屋に隠してあった生首を見るシーンから始まります。
ハンディカムで撮ったような重厚感の無い映像に、映画に詳しく無い人でもこれは低予算B級映画だと一瞬で判断できます。
しかし、これから続く話でどんどん引き込まれていきます。
話は殺人鬼の兄への憧れと、兄がやっている事への罪悪感の狭間で揺れ動く主人公の心の描写を見る映画ですね。オチのようなものを期待してもこの映画にはありません。
ただこの映画は男なら誰でもある闇の部分に凄く訴えかけて来ます。中二病のような、悪に憧憬する感じです。
主人公のお兄さんはよく家族と喧嘩するけど、弟には凄く優しいです。不良で反社会的でイケメンな憧れる兄ちゃんです。
この兄さんの部屋がまずカッコいい!
壁にはカッコいいポスター、棚にはグロ映画のVHS、机にはガスマスク、極め付けにクローゼットの中には生首が入ってるからw
他の人からしたらヤバイやつだけど、自分の兄だと考えるとなんか誇らしく感じてしまうんですよね。
あと主人公の少年も俺の好きな感じだった。
無口で闇が深い、グロ漫画を描くのが趣味のホラー映画好きな少年。茶髪の癖っ毛で目が隠れてて、フード被ってゾンビ映画を見てるのとかめっちゃイイ!
一番好きなシーンは兄と映画の話するところ
「今日は何をするんだ?」
「映画をみる。お母さんと借りて来たから」
「何を観るんだ?」
「デスラトラーズ」
「デスラトラーズは悪くない。モーテルで男がゾンビの女とヤリまくるんだ!」
この楽しそうに映画の話してるシーンがほんと良かった(^^)
あと友人とホラー映画を観ながら
「あんまりリアルじゃないな」「おっぱい見逃したぞ」「作り物っぽい」「ストーリーが無い」
と批評してるシーン、個人的にめっちゃ好き
ふつうにゴアシーンも良くできてて面白いスプラッター映画なので、グロ好きな人は一人で見るのに最適です!(^^)
目玉食うとことかは必見です!
以上!
次の映画見たいので終わりにします