電話を切ると死ぬ『ドント ハングアップ』

今日3本目

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 ドント・ハングアップ/2016年

ダミアン・メイス監督

 

 

ドント・ブリーズのおかげで一昨年流行ったドント〇〇系ホラー

でもこれは邦題で寄せてきてるんじゃなくで原題がそのままドントハングアップだった

期待してなかったけど結構面白かった!

 

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 知らない人にイタズラ電話をかけてドッキリをするYouTuberみたいな主人公たち3人組

再生回数の為にどんどん酷いことをしていきます

 

そこにある時電話がかかってきて、謎の人物からデスゲームが持ちかけられます

 

「電話を切ったらお前の家族を殺す」

 

ハッキングされたテレビから縛り付けられた家族の動画が映し出される

 

助けたければ一緒にいる友人を殺せ……

 

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めっちゃ興奮する展開です!

 雨の中マスク被った犯人が出てくるんですけどそれもカッコイイ!

SAWみたいだって思ったけど、本当にSAWみたいな展開の仕方で普通に面白かったです!

 

何より展開が分かりやすく、オチも気持ちがいい!

SAWには及ばないまでも、似たような刺激を味わえるのでどんでん返し系サスペンス好きな人は見て損はないはず!

 

要は仕掛ける側だった奴が殺意満々の逆ドッキリを仕掛けられる話ですね。作者はこういうウェーイ系の馬鹿なYouTuberみたいな人達に恨みでもあるんでしょうかw

 

スッキリしたい人におすすめ!

 

今日は当たり映画ばっかり引けてラッキーだった笑

 

人肉ケバブを召し上がれ『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』

今日2本目

 

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ザ・シェフ 悪魔のレシピ/2016年

ダン・プリングル監督

 

ケバブ屋の店長が人を殺してケバブにする話です。

あらすじだけ聞くと単なる殺人鬼系スプラッタですが、本編の雰囲気はちょっと違いました。

 

まず主人公はいいやつです。悪事が許せない正義の味方で、社会のダニクズ共に制裁を与えてぶっ殺す様はパニッシャーのようなアンチヒーローのイメージに近いです。

 

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凄く強烈なグロシーンはあったものの、期待したのとは違う感じでした。

もっとバンバン殺しまくってストーリーとか無視して殺戮ショーを観たい、と思ってる人向けじゃないです。後半からは街を腐敗させてる悪の元凶みたいな奴と戦う話になってます。

 

前半の流れは完璧でした。起承転結の起の部分(主人公の説明と殺人鬼になる理由)がちょうど開始14分くらいで簡潔にまとめられてて引き込まれます。

でも後はいきなり七年後に飛んだり、後半全く物語に関係ない女性キャラが出てくるし、

とにかくパッケージ裏の煽り文句のような「狂気に駆られたケバブ店員の殺戮劇」はありませんね。主人公のやってる事は全部正義として感情移入しちゃうので、いつ警察に捕まるんだろうというドキドキもなかったです。

 

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一番悪いのはこの邦題考えた奴と煽り文句のセンスだ!

どうみたってB級スプラッタ映画に見えるじゃん!

売る側は騙すことしか考えてないのか、視聴者が何を求めてるのか全く考えてないように思える。

 

実際はイギリスの社会風刺に満ちたダークヒーロー映画でした。

 

 

…次の映画見よ

 

 

 

胸糞B級スプラッタ『FOUND(ファウンド)』

今日からブログを始めます!

ただ映画を観るだけじゃなく、感想として残そうと考えました。今度からは一作みたら1ページブログを書きます!

 

それで記念すべき最初の映画感想は………

 

 

 

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ファウンド/2012年

スコット・シャーマー監督

 

準新作で借りました。

これが かなり性癖に突き刺さりました!

これはいい!

 

あらすじは

兄が殺人鬼だと知ってしまった少年の話です。

主人公は兄が人を殺してると知りながら、誰にも言わずに生活しています。

 

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この映画は主人公が兄の部屋に隠してあった生首を見るシーンから始まります。

ハンディカムで撮ったような重厚感の無い映像に、映画に詳しく無い人でもこれは低予算B級映画だと一瞬で判断できます。

しかし、これから続く話でどんどん引き込まれていきます。

 

話は殺人鬼の兄への憧れと、兄がやっている事への罪悪感の狭間で揺れ動く主人公の心の描写を見る映画ですね。オチのようなものを期待してもこの映画にはありません。

 

ただこの映画は男なら誰でもある闇の部分に凄く訴えかけて来ます。中二病のような、悪に憧憬する感じです。

 

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主人公のお兄さんはよく家族と喧嘩するけど、弟には凄く優しいです。不良で反社会的でイケメンな憧れる兄ちゃんです。

この兄さんの部屋がまずカッコいい!

壁にはカッコいいポスター、棚にはグロ映画のVHS、机にはガスマスク、極め付けにクローゼットの中には生首が入ってるからw

他の人からしたらヤバイやつだけど、自分の兄だと考えるとなんか誇らしく感じてしまうんですよね。

 

あと主人公の少年も俺の好きな感じだった。

無口で闇が深い、グロ漫画を描くのが趣味のホラー映画好きな少年。茶髪の癖っ毛で目が隠れてて、フード被ってゾンビ映画を見てるのとかめっちゃイイ!

 

一番好きなシーンは兄と映画の話するところ

「今日は何をするんだ?」

「映画をみる。お母さんと借りて来たから」

「何を観るんだ?」

「デスラトラーズ」

「デスラトラーズは悪くない。モーテルで男がゾンビの女とヤリまくるんだ!」

 

この楽しそうに映画の話してるシーンがほんと良かった(^^)

 

あと友人とホラー映画を観ながら

「あんまりリアルじゃないな」「おっぱい見逃したぞ」「作り物っぽい」「ストーリーが無い」

と批評してるシーン、個人的にめっちゃ好き

 

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ふつうにゴアシーンも良くできてて面白いスプラッター映画なので、グロ好きな人は一人で見るのに最適です!(^^)

目玉食うとことかは必見です!

 

 

以上!

 

次の映画見たいので終わりにします